差分パッチ生成ツール
2つのテキストを比較して、変更内容を示す差分パッチ(.patch)ファイルをUnified Diff形式で生成します。
STEP 1: 元のテキスト(変更前)を入力
比較元となるテキストを入力してください
STEP 2: 新しいテキスト(変更後)を入力
変更後のテキストを入力してください
STEP 3(任意): オプション設定
差分の前後に表示する行数(0〜10)。デフォルトは3行です。
コンテキスト行数について: 変更箇所の前後に表示される、変更されていない行の数です。コンテキストが多いほど、変更箇所の位置が把握しやすくなります。
STEP 4: 差分パッチを生成
入力したテキストを比較して、Unified Diff形式のパッチを生成します
このツールの使い方
- 元のテキスト入力: 変更前のテキストを入力します
- 新しいテキスト入力: 変更後のテキストを入力します
- オプション設定: コンテキスト行数や比較オプションを設定します(任意)
- パッチ生成: 「差分パッチを生成」ボタンをクリックして処理を実行します
- 結果確認: Unified Diff形式のパッチと統計情報を確認できます
- 保存: パッチをクリップボードにコピー、または.patchファイルとしてダウンロードできます
このツールの特徴
- Unified Diff形式: 業界標準の差分形式で出力
- 詳細な統計情報: 追加行数、削除行数、変更行数を視覚的に表示
- 柔軟なオプション: コンテキスト行数、空白無視、大文字小文字無視など設定可能
- シンタックスハイライト: 追加行(緑)、削除行(赤)を色分けして表示
- ファイル保存: .patchファイルとしてダウンロード可能
- ブラウザ内完結: 入力データはサーバーに送信されず、安全に利用できます
- ワンクリックコピー: パッチ内容をクリップボードにコピー可能
- レスポンシブ対応: スマホ・タブレットでも快適に操作できます
- 完全無料: 登録不要で今すぐ使えます
差分パッチ(.patch)とは?
差分パッチは、2つのファイルやテキストの違いを記録したファイルです。主にソフトウェア開発で使用され、コードの変更内容を共有したり、バージョン管理システム(Git、SVNなど)で活用されます。パッチファイルを使うことで、変更内容を効率的に伝達・適用できます。
Unified Diff形式について
このツールが生成するUnified Diff形式は、最も広く使われている差分形式です。Gitやその他のバージョン管理システムでも標準的に使用されています。
各行の記号の意味
| 記号 | 意味 | 説明 |
|---|---|---|
- |
削除された行 | 元のテキストから削除された内容 |
+ |
追加された行 | 新しいテキストに追加された内容 |
(半角スペース) |
コンテキスト行 | 変更されていない行(位置の把握用) |
@@ |
ハンクヘッダー | 変更箇所の位置情報 |
--- |
元ファイル | 変更前のファイル名とタイムスタンプ |
+++ |
新ファイル | 変更後のファイル名とタイムスタンプ |
パッチファイルの例
--- original.txt 2025-01-15T10:30:00.000Z
+++ modified.txt 2025-01-15T10:30:00.000Z
@@ -1,3 +1,4 @@
Hello World
-This is a test.
+This is a modified test.
Line 3
+New line added
活用シーン
- コードレビュー: プログラムの変更内容を明確に提示
- バージョン管理: Gitなどでのコミット内容の確認
- バグ修正: 修正パッチの作成と配布
- ドキュメント管理: 文書の変更履歴の記録
- 設定ファイル管理: 環境間の設定差異の確認
- チームコラボレーション: 変更内容の共有と議論
- バックアップ: 変更内容のみを記録して保存
パッチの適用方法
生成されたパッチファイルは、以下のコマンドで適用できます:
# Unixライクシステム(Linux、macOS)
patch original.txt < diff.patch
# または
patch < diff.patch
# Gitでの適用
git apply diff.patch
注意点
- 入力内容はブラウザ上でのみ処理され、サーバーには保存されません
- 非常に大きなテキスト(10万行以上)を処理する場合、ブラウザの動作が遅くなる可能性があります
- このツールは簡易的な差分検出アルゴリズムを使用しています。複雑な変更の場合、Gitなどの専門ツールの使用を推奨します
- 生成されたパッチは、対象ファイルの行番号が変わると正しく適用できなくなる場合があります