UUID生成ツール

UUID v1、v4、v7に対応した一意な識別子生成ツール。ブラウザ内で完結し、安全に利用できます。

クイック設定

カスタム設定

v7推奨: データベース主キーに最適

ヒント: Ctrl+Enter(Mac: ⌘+Enter)で素早く生成できます。データベース主キーにはv7が最適です。

生成結果

生成履歴(最新20件)

まだ履歴がありません

このツールの使い方

  1. プリセット選択(推奨): 用途に応じたプリセットボタンをクリックすると、推奨設定が自動適用されます
  2. カスタム設定: UUIDバージョン、生成個数、フォーマットを自由にカスタマイズできます
  3. 生成ボタンをクリック: 「UUIDを生成」ボタンまたはCtrl+Enter(⌘+Enter)で生成
  4. 結果を利用: 個別コピー、一括コピー、ダウンロードが可能です
  5. 履歴から再利用: 過去に生成したUUIDをクリックしてコピーできます

このツールの特徴

  • 完全ブラウザ内完結: データはサーバーに送信されず、すべてブラウザ内で処理されます
  • 3つのバージョン対応: UUID v1、v4、v7を生成可能
  • 暗号学的に安全: Crypto APIによる高品質な乱数生成
  • 大量生成対応: 最大1000個のUUIDを一度に生成可能
  • 6種類のプリセット: 用途別の推奨設定をワンクリックで適用
  • 6種類のフォーマット: ハイフンの有無、大文字/小文字、中括弧付き、URN形式に対応
  • 個別コピー機能: 各UUIDをクリックして個別にコピー可能
  • 生成履歴: 最新20件の生成履歴を自動保存(ブラウザに保存)
  • 統計情報表示: 生成数、バージョン、フォーマット、文字数をリアルタイム表示
  • キーボードショートカット: Ctrl+Enter(⌘+Enter)で素早く生成
  • 完全無料: 登録不要で今すぐ使えます
  • レスポンシブ対応: スマホ・タブレットでも快適に操作

UUIDとは

UUID(Universally Unique Identifier:汎用一意識別子)は、128ビットの数値で表される世界中で一意性が保証される識別子です。

32桁の16進数を、ハイフンで5つのグループに分けて表記します(例: 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000)。重複する確率は天文学的に低く(約1038分の1)、実用上は無視できるレベルです。

各バージョンの比較

特徴 UUID v4 UUID v7推奨 UUID v1
生成方式 完全ランダム タイムスタンプ + ランダム タイムスタンプ + MACアドレス
ソート可能
DB主キー向き 普通 最適 非推奨
予測不可能性
プライバシー 安全 安全 リスクあり
標準化 RFC 4122 RFC 9562 (2024年) RFC 4122
推奨用途 一般的な識別子 データベース、時系列データ レガシーシステムのみ

バージョン別詳細説明

UUID v4(ランダムベース):

  • 完全にランダムな値から生成されます
  • 最も一般的に使用されるバージョンです
  • 予測不可能で、セキュアな識別子が必要な場合に最適です
  • 衝突確率は極めて低い(実質的にゼロ)
  • 例: 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000

UUID v7(タイムスタンプソート可能・推奨):

  • Unixタイムスタンプ(ミリ秒精度)とランダム値から生成されます
  • データベースの主キーに最適(B-Treeインデックスの効率が良い)
  • 生成順序でソート可能なため、時系列データの管理が容易です
  • RFC 9562(2024年)で標準化された最新バージョンです
  • 分散システムでも衝突せず、かつ時系列で並べ替え可能
  • 例: 018f1234-5678-7abc-9def-0123456789ab

UUID v1(タイムスタンプベース・非推奨):

  • タイムスタンプとMACアドレスから生成されます
  • プライバシーリスク: 生成時刻と生成元マシンを特定できます
  • 時系列順に並べ替えが可能ですが、v7の使用を推奨します
  • 新規開発では使用を避けるべきです
  • 例: 6ba7b810-9dad-11d1-80b4-00c04fd430c8

フォーマット説明

  • ハイフンあり: 550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000(標準形式)
  • ハイフンなし: 550e8400e29b41d4a716446655440000(32桁の16進数)
  • 大文字(ハイフンあり): 550E8400-E29B-41D4-A716-446655440000
  • 大文字(ハイフンなし): 550E8400E29B41D4A716446655440000
  • 中括弧付き: {550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000}(Microsoft形式)
  • URN形式: urn:uuid:550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000(RFC準拠)

UUIDの使用例

  • データベース主キー: テーブルの一意なIDとして使用(v7推奨)
  • API認証トークン: セッションIDやアクセストークン(v4推奨)
  • ファイル名: 重複しない一意なファイル名の生成
  • トランザクションID: 取引や処理の追跡用識別子
  • 分散システム: 複数サーバー間での一意なID生成
  • URL短縮: 短縮URLの一意な識別子
  • マイクロサービス: サービス間通信での一意な識別子
  • IoTデバイス: デバイスIDやメッセージIDの生成
  • クラウドストレージ: オブジェクトやリソースの一意な識別

プリセット設定の詳細

  • データベース主キー: UUID v7、1個、ハイフンあり(インデックス効率が最良)
  • API認証トークン: UUID v4、1個、ハイフンなし(予測不可能)
  • セッションID: UUID v4、1個、ハイフンなし(セキュア)
  • ファイル識別子: UUID v7、1個、ハイフンあり(ソート可能)
  • トランザクションID: UUID v7、1個、ハイフンあり(時系列管理)
  • 一括生成: UUID v7、10個、ハイフンあり(効率的な一括作成)

どのバージョンを選ぶべきか

  • データベース主キー: UUID v7を強く推奨(ソート可能でインデックス効率が最良)
  • API認証・セキュリティトークン: UUID v4を推奨(完全ランダムで予測不可能)
  • 時系列データ・ログ管理: UUID v7を推奨(タイムスタンプでソート可能)
  • 一般的な用途: UUID v4を推奨(最も広く使われている)
  • レガシーシステム: UUID v1が必要な場合のみ使用(新規開発では非推奨)

データベースでの使用について

UUID v7をデータベース主キーに使用する利点:

  • インデックス効率: 時系列順に生成されるため、B-Treeインデックスの断片化が少ない
  • ソート可能: 生成順序で自然にソートされる
  • 分散システム対応: 複数サーバーで同時生成しても衝突しない
  • 予測困難: ランダム部分があるため推測されにくい

MySQLでの使用例:

CREATE TABLE users (
  id BINARY(16) PRIMARY KEY,
  name VARCHAR(100),
  created_at TIMESTAMP DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
);

-- UUIDを挿入
INSERT INTO users (id, name) 
VALUES (UNHEX(REPLACE('018f1234-5678-7abc-9def-0123456789ab', '-', '')), 'John Doe');

セキュリティについて

このツールは暗号学的に安全な乱数生成器(Crypto API)を使用しています。生成されたUUIDはブラウザ上でのみ処理され、サーバーには送信されません。

ただし、以下の点にご注意ください:

  • UUID v1はMACアドレスを含むため、プライバシー上の懸念があります(新規開発では使用しないでください)
  • UUIDは一意性を保証しますが、秘密鍵やパスワードとしては使用しないでください
  • API認証トークンとして使用する場合は、追加のセキュリティ対策(HTTPS、トークンの有効期限など)を実装してください
  • 生成したUUIDは安全に保管し、必要に応じてアクセス制御を実施してください

推奨設定ガイド

用途 推奨バージョン 推奨フォーマット 理由
データベース主キー v7 ハイフンあり ソート可能、インデックス効率良好
API認証トークン v4 ハイフンなし 予測不可能、コンパクト
セッションID v4 ハイフンなし セキュア、推測困難
ファイル名 v7 ハイフンあり 時系列ソート可能
トランザクションID v7 ハイフンあり 時系列管理が容易
URL識別子 v4 ハイフンなし 予測困難、URL短縮向き
メッセージID v7 ハイフンあり 時系列ソート可能

注意点

  • 生成されたUUIDはブラウザ上でのみ処理され、サーバーには保存されません
  • UUID v1はプライバシーリスクがあるため、新規開発では使用を避けてください
  • データベース主キーにはUUID v7の使用を強く推奨します(インデックス効率が最良)
  • 生成個数は1〜1000個の範囲で指定してください
  • 履歴はブラウザのlocalStorageに保存されます。ブラウザのデータを削除すると履歴も消去されます
  • UUIDは一意性を保証しますが、セキュリティ用途の秘密鍵としては使用しないでください
  • 同じ設定でも、毎回異なるUUIDが生成されます(v4、v7の場合)
  • 1000個を超える大量生成が必要な場合は、複数回に分けて生成してください
  • API認証トークンとして使用する場合は、HTTPS通信と有効期限管理を実装してください