ROT13変換ツール

アルファベットを13文字ずらす簡易暗号（ROT13）の変換・復号化ツールです。同じ処理で暗号化と復号化ができます。

入力

変換結果

テキストを入力すると、自動的にROT13変換結果が表示されます。もう一度変換すると元に戻ります。

このツールの使い方

  1. テキスト入力: 左側の入力エリアに変換したいテキストを入力します
  2. 自動変換: 入力すると即座に右側にROT13変換結果が表示されます
  3. 復号化: 変換済みテキストを入力すると、元のテキストに戻ります
  4. 結果: コピー、ダウンロード、または入力と交換できます

ROT13とは

ROT13（ローテート13）は、アルファベットを13文字分シフトする暗号化方式です。アルファベットは26文字なので、13文字シフトを2回行うと元に戻る性質があります。

変換ルール:
A → N, B → O, C → P, ..., M → Z
N → A, O → B, P → C, ..., Z → M
↓
変換例:
"HELLO WORLD" → "URYYB JBEYQ"
"URYYB JBEYQ" → "HELLO WORLD"

このツールの特徴

  • 完全ブラウザ内完結: 入力データはサーバーに送信されず、すべてブラウザ内で処理されます
  • リアルタイム自動変換: 入力すると即座に変換結果が表示されます
  • 双方向変換: 同じ処理で暗号化と復号化ができます
  • 横並びレイアウト: 入力と出力を並べて表示し、比較しやすい
  • 大文字・小文字対応: アルファベットの大文字・小文字を保持します
  • 記号・数字保持: アルファベット以外の文字はそのまま保持されます
  • 数字変換オプション: 数字も5文字シフトする機能（0→5、1→6...）
  • 便利な機能: コピー、ダウンロード、入力交換機能
  • 完全無料: 登録不要で今すぐ使えます
  • レスポンシブ対応: スマホ・タブレットでは縦並びに切り替わります

ROT13の用途

  • ネタバレ防止: 掲示板やレビューサイトでストーリーのネタバレを隠す
  • クイズやパズル: 答えを簡単に隠して提示する
  • 学習用: 暗号の基本的な仕組みを学ぶ
  • 簡易的な難読化: テキストを一時的に読みにくくする

ROT13の歴史

ROT13は、古代ローマで使われていたシーザー暗号の一種です。シーザー暗号は文字を任意の数だけシフトする方式ですが、ROT13は13文字シフトに固定されています。

インターネット初期から、Usenetなどのオンライン掲示板でネタバレを防ぐために広く使用されてきました。現在でも、軽量な難読化が必要な場面で使用されています。

変換アルゴリズム

基本ルール:

  • A-M（a-m）の文字は13文字後ろにシフト
  • N-Z（n-z）の文字は13文字前にシフト（アルファベットをループ）
  • 数字・記号・空白などはそのまま保持
  • 大文字と小文字は区別されて変換される

注意点

  • ROT13は簡易的な文字置換暗号であり、セキュリティ目的での使用には適していません
  • パスワードや機密情報の暗号化には絶対に使用しないでください
  • 主に可逆的な難読化や、ネタバレ防止などの軽い用途で使用されます
  • 入力内容はブラウザ上でのみ処理され、サーバーには保存されません
  • 非常に大きなテキスト（数MB以上）を変換する場合、ブラウザのパフォーマンスに影響する場合があります