時差計算ツール
世界の主要都市間の時差を計算し、現在時刻を視覚的に確認できます
設定
複数の都市から会議に参加する場合、それぞれの都市で何時になるかをシミュレーションします。例えば「東京で14時に会議を開始したら、ニューヨークとロンドンでは何時か?」を確認できます。
結果
上で設定を行い、ボタンをクリックしてください
このツールの使い方
世界時計モード
- 「世界時計」タブで基準となる都市を選択します。
- 基準都市の現在時刻がリアルタイムで表示されます(デジタル&アナログ時計)。
- 「世界時計を表示」ボタンをクリックすると、全都市の現在時刻と時差が表示されます。
特定日時モード
- 「特定日時」タブで基準都市、日付、時刻を入力します。
- 「計算する」ボタンをクリックすると、その日時における全都市の時刻が表示されます。
- 夏時間の適用状況も考慮されます。
会議時間シミュレーターモード
これは何? 複数の都市から会議に参加する場合、それぞれの都市で何時になるかを確認できます。最大6都市(基準+参加5都市)まで設定可能です。
使い方の例:
- 「東京で14:00に会議を開始したら、ニューヨークとロンドンでは何時か?」
- 「ロサンゼルスで朝9:00に会議を開始したら、東京では何時か?(深夜になってないか確認)」
- 「会議時間シミュレーター」タブを開きます。
- 「会議開始都市(基準)」で、会議を主催する都市を選択します。
- 「会議開始時刻」で、その都市での会議開始時刻を入力します(例: 14:00)。
- 「参加都市1〜5」で、会議に参加する他の都市を選択します(最大5都市まで)。
- 「シミュレーションする」ボタンをクリックすると、各都市での時刻が表示されます。
- 各都市の時刻が「営業時間内」「早朝」「深夜」などと評価されます。
対応都市一覧(全30都市)
| 地域 | 都市 | 標準時UTC差 | 夏時間 |
|---|---|---|---|
| アジア・太平洋 | 東京(日本) | UTC+9 | なし |
| ソウル(韓国) | UTC+9 | なし | |
| 上海・北京(中国) | UTC+8 | なし | |
| 香港 | UTC+8 | なし | |
| シンガポール | UTC+8 | なし | |
| バンコク(タイ) | UTC+7 | なし | |
| デリー(インド) | UTC+5:30 | なし | |
| ヨーロッパ | ロンドン(英国) | UTC+0 | あり |
| パリ(フランス) | UTC+1 | あり | |
| ベルリン(ドイツ) | UTC+1 | あり | |
| ローマ(イタリア) | UTC+1 | あり | |
| モスクワ(ロシア) | UTC+3 | なし | |
| ドバイ(UAE) | UTC+4 | なし | |
| 北米 | ニューヨーク(東部) | UTC-5 | あり |
| シカゴ(中部) | UTC-6 | あり | |
| デンバー(山岳部) | UTC-7 | あり | |
| ロサンゼルス(西部) | UTC-8 | あり | |
| ホノルル(ハワイ) | UTC-10 | なし | |
| その他 | シドニー(豪州) | UTC+10 | あり |
| オークランド(NZ) | UTC+12 | あり | |
| サンパウロ(ブラジル) | UTC-3 | あり |
このツールの特徴
- 30都市対応: 世界の主要30都市のタイムゾーンに対応
- 視覚的な時計表示: アナログ時計とデジタル時計を横並びで表示し、直感的に時刻を把握
- 黄色を基調としたデザイン: 明るく見やすい配色
- リアルタイム表示: 現在時刻を1秒ごとに自動更新
- 夏時間対応: サマータイム(DST)を自動判定して正確に計算
- 特定日時計算: 将来や過去の日時での時差も計算可能
- 会議時間シミュレーター: 最大6都市での会議開始時刻を一目で確認し、営業時間内かどうかを自動評価
- わかりやすい表示: 「営業時間内」「早朝」「深夜」など時間帯を自動評価
- ブラウザ内完結: データはサーバーに送信されず、安全に利用可能
- レスポンシブ対応: スマホ・タブレットでも快適に操作可能
タイムゾーンと時差の基礎知識
タイムゾーンとは
タイムゾーンは、地球上の地域ごとに定められた標準時刻の区分です。地球は24時間で1回転するため、経度15度ごとに1時間の時差が生じます。各国・地域は政治的・経済的理由から独自のタイムゾーンを設定しています。
UTC(協定世界時)
UTCは世界の標準時刻の基準です。イギリスのグリニッジ天文台を通る経度0度(本初子午線)での平均太陽時を基準としています。各タイムゾーンは「UTC+9」「UTC-5」のようにUTCからの時差で表されます。
夏時間(サマータイム / DST)
夏時間(Daylight Saving Time)は、夏季に時計を1時間進める制度です。日照時間を有効活用し、エネルギー消費を削減する目的で導入されています。欧米の多くの国で採用されていますが、日本や中国などアジアの多くの国では実施されていません。開始・終了時期は国によって異なります。
活用シーン
- 国際会議の調整: 「東京で14時に会議したら、ニューヨークは深夜か?」を事前確認
- リモート会議: 海外メンバーと都合の良い時間を見つける
- 海外とのビジネス: 取引先の営業時間内に連絡するための時差確認
- オンライン通話: 海外の友人・家族と話すのに適切な時間を判断
- 海外旅行計画: 到着時刻や現地での予定を立てる際の時差計算
- 株式市場取引: 各国の市場開場時刻を自国時間で把握
- スポーツ観戦: 海外で開催される試合の日本時間での放送時刻を確認
- イベント配信: 世界同時配信イベントの各地での開始時刻を把握
会議時間シミュレーター機能について
「会議時間シミュレーター」は、複数の都市から会議に参加する場合に、各都市で何時になるかを確認できる機能です。最大6都市(会議開始都市+参加都市5つ)まで設定できます。
使用例1: 東京主催の会議
東京で14:00に会議を開始すると...
- ニューヨーク: 00:00(深夜)→ 参加が難しい
- ロンドン: 06:00(早朝)→ 参加が難しい
- シンガポール: 13:00(営業時間内)→ 参加可能
→ この時間は欧米にとって厳しいことがわかります
使用例2: 最適な時間を探す
東京で10:00に会議を開始すると...
- ニューヨーク: 20:00(夜間)→ やや遅い
- ロンドン: 02:00(深夜)→ 参加困難
→ 時差が大きい場合、全員が営業時間内で参加するのは難しいことがわかります
ポイント: ツールが自動で「営業時間内」「早朝」「深夜」などと評価してくれるので、参加者にとって無理のない時間かどうかが一目でわかります。
注意事項
- このツールはブラウザの時刻設定とタイムゾーンデータベースに依存しています。正確な時刻を得るには、デバイスの時刻設定が正しいことを確認してください。
- 夏時間の開始・終了日は年によって変わる場合があります。ブラウザのタイムゾーンデータが最新であることを確認してください。
- 一部の国や地域では、政治的な理由でタイムゾーンが突然変更される場合があります。
- インドやイランなど、30分単位のタイムゾーンを使用する国もあります。
- 会議時間シミュレーターは一般的な営業時間を基準としています。実際の勤務時間や文化的な習慣は国によって異なります。