速度換算ツール

m/s、km/h、ノット、mph、マッハなど30種類以上の速度単位を相互に換算します

入力設定

換算表

このツールの使い方

  1. 値を入力:速度の値を入力します
  2. 単位を選択:入力値の単位を選択します
  3. 換算する:ボタンをクリックすると、すべての単位での換算結果が表示されます

ヒント:換算結果の数値をクリックするとコピーできます。

このツールの特徴

  • 30種類以上の単位対応:メートル系、マイル系、特殊単位など幅広い速度単位に対応
  • 高精度計算:6桁の有効数字で正確に計算します
  • ワンクリックコピー:換算結果をクリックするだけでコピーできます
  • ブラウザ内完結:入力データはサーバーに送信されません
  • 完全無料:登録不要で今すぐ使えます

各速度単位について

メートル系単位

  • m/s (メートル毎秒):国際単位系(SI)の速度単位。科学技術分野で広く使用されます。
  • km/h (キロメートル毎時):日本や多くの国で道路交通の速度表示に使用される単位です。
  • km/s (キロメートル毎秒):天文学や宇宙科学で使用される高速単位です。
  • cm/s、mm/s:精密な速度測定で使用される小単位です。

ヤードポンド法単位

  • mph (マイル毎時):アメリカやイギリスで使用される速度単位です。
  • ft/s (フィート毎秒):工学や物理学で使用されます。
  • yd/s (ヤード毎秒):スポーツ分野などで使用されます。

航空・海上単位

  • ノット (kt/kn):海上や航空で使用される速度単位。1ノット = 1海里/時 ≈ 1.852 km/hです。
  • ノット(英国):歴史的に使用されていた英国のノット単位です。

特殊な速度

  • 光速 (c):真空中の光の速度。約299,792,458 m/s(正確に定義)です。
  • 第一宇宙速度:地球の重力圏を脱出せずに周回軌道に乗るための最小速度。約7.9 km/s。
  • 第二宇宙速度:地球の重力圏を完全に脱出するための最小速度。約11.2 km/s。
  • 第三宇宙速度:太陽系を脱出するための最小速度。約16.7 km/s。
  • 地球の公転速度:地球が太陽の周りを公転する速度。約30 km/s。
  • 音速(マッハ):空気中の音速。温度や気圧により変化します(標準:約340 m/s)。
  • 水中音速:純水中や海水中での音速。約1,480〜1,500 m/s。

速度の目安

対象 km/h m/s mph
徒歩 4〜5 km/h 1.1〜1.4 m/s 2.5〜3.1 mph
自転車 15〜20 km/h 4.2〜5.6 m/s 9.3〜12.4 mph
自動車(一般道) 40〜60 km/h 11〜17 m/s 25〜37 mph
自動車(高速道路) 80〜100 km/h 22〜28 m/s 50〜62 mph
新幹線 200〜320 km/h 56〜89 m/s 124〜199 mph
旅客機(巡航) 800〜900 km/h 222〜250 m/s 497〜559 mph
音速(海面高度) 約1,225 km/h 約340 m/s 約761 mph
第一宇宙速度 28,440 km/h 7,900 m/s 17,672 mph
第二宇宙速度 40,320 km/h 11,200 m/s 25,053 mph
地球の公転速度 約107,000 km/h 約30,000 m/s 約66,487 mph
光速 1,079,252,848 km/h 299,792,458 m/s 670,616,629 mph

よくある質問

Q1. ノットとは何ですか?

A1. ノット(knot)は海上や航空で使用される速度単位で、1時間に1海里(nautical mile)進む速度です。1ノット = 1.852 km/h ≈ 0.514 m/sです。

Q2. マッハとは何ですか?

A2. マッハは音速に対する比率を表す単位です。マッハ1 = 音速、マッハ2 = 音速の2倍です。音速は温度や気圧により変化し、標準状態(20℃、1気圧)では約340 m/s(1,225 km/h)です。

Q3. 第一宇宙速度とは何ですか?

A3. 第一宇宙速度は、地球の重力に逆らって地球の周りを周回軌道に乗るために必要な最小速度で、約7.9 km/sです。この速度で水平に打ち上げれば、地球を周回できます。

Q4. 光速は超えられますか?

A4. 現代物理学では、質量を持つ物体は光速を超えることができないとされています。光速は宇宙における速度の上限です。

Q5. なぜ水中の音速は空気中より速いのですか?

A5. 水は空気よりも密度が高く、音波を伝える媒質として効率的だからです。純水中では約1,480 m/s、海水中では約1,500 m/sで、空気中(約340 m/s)の約4倍以上速く伝わります。

活用シーン

  • 交通・運転:道路標識の速度制限の理解
  • 航空・航海:ノットとkm/hの換算
  • スポーツ:陸上競技、野球などの速度記録の比較
  • 科学実験:物理実験での速度測定
  • 宇宙工学:ロケット、人工衛星の速度計算
  • 気象学:風速の単位換算
  • 教育:単位換算の学習

注意点

入力内容はブラウザ上でのみ処理され、サーバーには保存されません。安心してご利用ください。

  • マッハ数は温度や気圧により変化します。このツールでは標準状態(20℃、1気圧)を基準としています
  • 宇宙速度は地球表面での値です。高度により必要速度は変化します
  • 極端に大きな数値を入力すると、表示上の誤差が生じる場合があります
  • 海水中の音速は温度や塩分濃度により変化します