BMI計算ツール

身長と体重からBMI(体格指数)を計算。適正体重、肥満度判定、健康アドバイスを表示します

身体情報入力

このツールの使い方

  1. 身長(cm)を入力します。
  2. 体重(kg)を入力します。
  3. 「計算する」ボタンを押すと、BMI値と判定結果が表示されます。
  4. 適正体重範囲や健康アドバイスを確認できます。

このツールの特徴

  • BMI自動計算:身長と体重から体格指数を即座に算出します。
  • 視覚的な判定:カラフルなメーターで現在の体型を一目で確認できます。
  • 肥満度判定:WHO基準に基づいた6段階の判定結果を表示します。
  • 適正体重表示:その身長での理想体重範囲を表示します。
  • 標準体重計算:BMI=22の標準体重と現在の体重との差を表示します。
  • 詳細なアドバイス:各判定に応じた具体的な健康アドバイスを提供します。
  • ブラウザ内完結:入力データはサーバーに送信されず、安全です。
  • レスポンシブデザイン:PC・タブレット・スマートフォンすべてに対応。
  • 完全無料:登録不要で制限なく利用できます。

BMI(体格指数)とは

BMI(Body Mass Index:ボディマス指数)は、身長と体重から算出される体格指数で、肥満度を判定する国際的な基準です。世界保健機関(WHO)をはじめ、世界中で広く使用されています。

計算式

BMI = 体重(kg) ÷ {身長(m) × 身長(m)}

身長170cm、体重65kgの場合:

BMI = 65 ÷ (1.7 × 1.7) = 65 ÷ 2.89 = 22.5

判定基準(WHO基準)

BMI値 判定 説明
18.5未満 低体重(やせ) 栄養不足の可能性があります
18.5以上25未満 普通体重 標準的な体重です(理想的)
25以上30未満 肥満(1度) 軽度の肥満です
30以上35未満 肥満(2度) 中度の肥満です
35以上40未満 肥満(3度) 重度の肥満です
40以上 肥満(4度) 高度肥満です

日本肥満学会の基準

日本肥満学会では、BMI=22を標準体重(最も病気になりにくい体重)としており、以下の基準を採用しています:

  • 18.5未満:低体重
  • 18.5以上25未満:普通体重
  • 25以上:肥満

また、BMI=22の体重を「標準体重」、BMI=18.5〜25の範囲を「適正体重」と呼んでいます。

ご利用時の注意点

  • 入力内容はブラウザ上でのみ処理され、サーバーには保存されません。
  • BMIはあくまで体格の目安であり、筋肉量や骨格、体脂肪率、年齢、性別などは考慮されていません。
  • 筋肉質な方やアスリートの場合、筋肉が多いため、体脂肪が少なくてもBMIが高く出ることがあります。
  • 成長期のお子様(18歳未満)には、専用の成長曲線や小児用BMI基準を使用してください。
  • 妊娠中の方は、BMI判定が適切でない場合があります。
  • 高齢者の場合、BMIの基準が若干異なる場合があります。
  • 詳細な健康診断や相談が必要な場合は、必ず医療機関を受診してください。

活用シーン

  • 日々の健康管理・体重管理
  • ダイエットの目標設定
  • 健康診断前のセルフチェック
  • 生活習慣病の予防
  • 体型の客観的な把握
  • フィットネス目標の設定

BMIの限界について

BMIは簡便で有用な指標ですが、以下の点を考慮する必要があります:

1. 体組成を考慮しない

BMIは体重と身長だけで計算するため、筋肉量と脂肪量を区別できません。筋肉質な方は「肥満」と判定されることがあります。

2. 体脂肪の分布を反映しない

内臓脂肪と皮下脂肪の違いや、脂肪の付き方(リンゴ型・洋ナシ型)は分かりません。

3. 年齢・性別を考慮しない

同じBMIでも、年齢や性別により健康リスクが異なる場合があります。

4. 個人差がある

骨格や体格、民族的な違いにより、適正なBMI値は個人差があります。

より正確な体組成を知りたい場合は、体脂肪率測定や医療機関での検査をお勧めします。

計算例

例1: 標準体重の場合

身長: 170cm

体重: 65kg

BMI = 65 ÷ (1.7 × 1.7) = 22.5

判定: 普通体重(理想的な体重です)

例2: 低体重の場合

身長: 165cm

体重: 48kg

BMI = 48 ÷ (1.65 × 1.65) = 17.6

判定: 低体重(やせ)

適正体重範囲: 50.4kg 〜 68.1kg

例3: 肥満(1度)の場合

身長: 175cm

体重: 82kg

BMI = 82 ÷ (1.75 × 1.75) = 26.8

判定: 肥満(1度)

標準体重(BMI=22): 67.4kg

標準との差: +14.6kg

よくある質問

Q1. BMIの理想値はいくつですか?

日本肥満学会では、最も病気になりにくい体重としてBMI=22を推奨しています。ただし、BMI 18.5〜25の範囲が「普通体重」とされ、健康的な範囲です。

Q2. BMIが高いと何が問題ですか?

BMIが高い(肥満)と、糖尿病、高血圧、脂質異常症、心臓病、脳卒中、一部のがん、睡眠時無呼吸症候群などのリスクが高まることが知られています。

Q3. BMIが低いと何が問題ですか?

BMIが低すぎる(低体重)と、栄養不足、免疫力低下、骨粗しょう症、貧血、生理不順(女性)などのリスクがあります。

Q4. 筋肉が多い場合、BMIは正確ですか?

筋肉は脂肪より重いため、筋肉質な方やアスリートの場合、体脂肪が少なくてもBMIが高く「肥満」と判定されることがあります。この場合、体脂肪率も合わせて評価することが重要です。

Q5. 年齢によってBMIの基準は変わりますか?

基本的なBMI計算式は年齢に関わらず同じですが、高齢者の場合、やや高めのBMI(22〜25程度)の方が健康的とされることもあります。18歳未満のお子様には専用の基準があります。

Q6. BMIと体脂肪率の違いは?

BMIは身長と体重だけから計算される指標で、体脂肪率は体重に占める脂肪の割合です。BMIでは筋肉と脂肪を区別できませんが、体脂肪率では体組成が分かります。両方を組み合わせて評価するのが理想的です。

健康的な体重管理のために

バランスの良い食事

  • 主食・主菜・副菜をバランスよく摂る
  • 野菜や果物を積極的に食べる
  • 適切なカロリー摂取を心がける
  • よく噛んでゆっくり食べる

適度な運動

  • 週に150分以上の中強度の有酸素運動(ウォーキング、ジョギングなど)
  • 週に2回以上の筋力トレーニング
  • 日常生活で体を動かす機会を増やす

生活習慣の改善

  • 十分な睡眠(7〜8時間)
  • ストレス管理
  • 規則正しい生活リズム
  • 定期的な健康チェック